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歯周病

歯周病について

歯の病気の代表的なものに、虫歯と歯周病があります。歯周病とは、”歯を支える周りの組織(歯周組織)”に起こる病気です。軽い歯周病も含め、40歳以上の成人のうち、5人に4人が歯周病にかかっているといわれ、歯周病は歯を失う最も大きな原因となっています。

■ 歯周病の主な症状

歯ぐきから血が出る・ 歯ぐきから膿が出る・ 歯ぐきが赤く腫れる・ 歯ぐきが下がってくる・ 歯が伸びたように見える・ 歯がぐらぐら動く、歯が抜けた ・ 口臭がする

正常な歯・歯茎と歯周病

歯周病の原因

歯周病は様々な原因から起こる生活習慣病です。3~6ヵ月に1回は、歯科医院で定期検診を受けましょう。
歯周組織は歯肉(歯ぐき)と歯槽骨(歯を支える骨組織)、歯根(歯の根元)をおおうセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、歯を正しい位置にしっかり付着・固定するための強固な構造を備えています。
しかし、歯みがきが不十分で、歯と歯肉の間に細菌が住み着いて歯垢(プラーク)がたまると、そこに炎症が引き起こされます。これが歯周病の始まりです。

■ 歯垢(プラーク)が原因

歯垢(プラーク)の90%は細菌の塊です。この歯垢(プラーク)が、歯と歯肉の境目につき炎症をひきおこします。

■ 歯石が原因

歯垢(プラーク)に唾液中のカルシウムなどが沈着し歯石になります。つまり歯石は、歯垢(プラーク)が石灰化した物で、炎症の原因となります。その表面が粗面であるので、歯垢(プラーク)がつきやすくなり、歯肉を刺激し、炎症を悪化させます。

■ 歯並びが悪いのが原因

歯並びが悪い部分は、歯みがきが不十分になり、プラークがたまり、炎症がおこりやすくなります。

■ 咬み合わせが悪いのが原因

咬み合せが悪いと、一部の歯に過度の負担がかかり、歯を支える組織をいためる原因にもなります。また、歯ぎしりや顎関部、肩こりの原因となります。

■ 歯に合わなくなった冠、詰物などが原因

歯に合わなくなったかぶせ物、詰め物などはプラークが溜まりやすくなり炎症を起こします。

■ 口で呼吸する習慣が原因

口の中が乾燥し、プラークが付着しやすくなり、また、歯肉の抵抗力も弱まります。

■ 歯ぎしりが原因

歯は歯ぎしりのような横からの力に弱いため、歯周組織に負担がかかります。

※その他として、糖尿病 ・喫煙 ・栄養の偏った食事 ・ホルモンバランスの不安定・血液疾患 ・精神的ストレス・骨粗しょう症・カルシウム拮抗剤(ニフェジピン)や抗てんかん剤(フェニトイン)などの薬

歯周病の進行状況

歯周病1  

正常な歯ぐきには弾力性があり、きれいなピンクの色をしています。初めは自覚症状もなく、鏡で見ても気がつきませんが、そのうち歯肉が赤くなったり、腫れたりします。

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歯周病2  

炎症を起こした状態では歯の周りに歯垢がたまって歯茎に炎症を起こします。 そしてさらに、歯と歯ぐきの間に歯周ポケット(溝)ができます。

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歯周病3  

歯肉が退縮した状態では、歯周ポケットが深くなり、歯垢や歯石が沈着し、歯槽骨の組織の破壊が始まります。

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歯周病4  

さらに悪化した状態では、歯周ポケットに膿がたまり、歯周組織の破壊が進行し歯が支えられなくなり抜け落ちます。

歯周病の治療方法

軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治す事ができます。しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。詳しくは当院へご相談下さい。

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